Archive for January 28, 2016

[読みたい論文] 「コイン式自動精米機」的重合反応

ChemistryViewsでも紹介されてました。

[Dalton Trans. 201645 (4), 1331–1334]
Synthesis and photocatalytic activity of a naphthyl-substituted photosensitizing BINAP-palladium complex (Son, Changsu; Inagaki, Akiko)
Web: http://dx.doi.org/10.1039/C5DT04228C

稲垣先生@都立大。

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Graphical Abstractお借りしますね。

田舎住みの人だと「コイン式自動精米機」といえばわかっていただけるのではないでしょうか。投入したコインの額だけ精米し、投入した玄米がまだ残っていても、次のコインが投入されるまでは精米はストップ。

この論文ではコインが「光」、玄米が「4-メトキシスチレン」。触媒を光で活性化すると、4-メトキシスチレンの重合が進む。光照射下でないと重合は進まない。そういった内容のようで。

反応はNMRサンプルチューブ中で。光反応には便利ですよね。

詳細は論文本体を読まないとわからないので、読みたい論文に追加です。面白そう。

 

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アヲハタの株主総会は雰囲気がちょっと変わってる

株主かどうかはわかんが、桐谷さん(注)は見かけなかった。

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アヲハタといえばジャム。店頭で売られてるジャムのかなりのシェアを誇る企業です。

本社は「マッサン」「たまゆら」あたりで有名な竹原市にありますが、竹原市の中心部ではなく、東へ三駅、有名な「大久野島」行きの船の出発地、忠海港の近くにあります。

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実は私アヲハタの株主。妻に「アヲハタ株買うてくれ!」と頼まれ、随分前から株保有しています。株価は順調に上昇。

本日、株主総会があったので、行ってまいりました。

アヲハタの株主総会、一般的なところとは違う雰囲気でおもしろかったですよ。

 

まず会場に入ってびっくり。

株主総会は毎年アヲハタ本社で行われています。
広島県のJR忠海駅が最寄り駅なわけです。JR呉線。広島近郊なら電車の本数があるのですが、このあたりは1時間に1本とかザラで、2時間電車がこないということもある。

交通の便が悪い。当然ながら近隣の株主さんが会場に来た人のかなりの割合を占めることになるのです。

なので会場は同窓会状態。とにかく賑やか。
「あんた、元気にしとったんか?」
とか、
「〇〇ちゃ〜ん、こっちこっち」「60にもなるのに〇〇ちゃんいうて呼ばれて、恥ずかしいわ〜」
とか、そんな会話があちこちであるわけです。

株主総会の最中も、時々私語が飛び交ったり。しかも声がでかくてまる聞こえ。すごいです。

 

そしてアヲハタ、食品会社ですので、自社製品の試食会なんてのが株主総会の後にあるのです。いいですねぇ。

試食会はアヲハタ・ジャムデッキにて。普段は自社製品の販売や工場見学の控え室、手作りジャムの体験教室などに使われてるところ。

これがまたワイワイガヤガヤでいいんです。

試食した中でいくつかピックアップすると、リンゴジャムに漬けた豚肉のソテーや

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いろんな種類のジャムを塗ったパン。種類半端ないので、4種類ほど皿にのせてみました。サンドイッチを乗せた大皿を置いていた布マットの上に置き、コーヒーもいっしょに。
(撮影の間、替えの大皿を持ってきたスタッフさんを待たせてしまいました)

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(そういえば、同じように撮影してた方がいらっしゃいました。ブログの記事か何かにされるのでしょうか。)

そして、カレーも。アヲハタといえばジャムですが、真反対を行くアグレッシブさが好きです。

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株主総会の会場の雰囲気も良く、製品もおいしいアヲハタ、いいですね。株も製品もおすすめです。

(注) 桐谷さん、株主総会の同日に竹原市内で講演会されたらしいです。ちなみに桐谷さんは竹原出身。

[おまけ] 例の島と例の船。竹原港で昼ごはんを食べたときに撮影。

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[読みたい論文] 今度は切るのHartwig先生

どっちが切断されるのだろう。

[Angew. Chem. Int. Ed. 201655 (4), 1474–1478]
Chemo- and Regioselective Hydrogenolysis of Diaryl Ether C竏丹 Bonds by a Robust Heterogeneous Ni/C Catalyst: Applications to the Cleavage of Complex Lignin-Related Fragments (Gao, Fang; Webb, Jonathan D.; Hartwig, John F.)
Web: http://dx.doi.org/10.1002/anie.201509133

Graphical Abstractお借りしますね。

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炭素-酸素結合形成反応を報告された後は、切断反応ですか。いいですね。

ジアリールエーテルのどちらの炭素-酸素結合が切断されるかですが、これは「置換基の多い方」なのだそうでして。
置換基にもいろいろありますがなとSupporting Informationを見てみると…ベンジル保護基は外れるのか。へぇ。

反応させてるジアリールエーテルを、炭素-酸素結合を経て合成してるのがおもしろいですね。

 

くっつけたり切ったり楽しそうなので、読みたい論文に追加です。

 

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英会話タイムトライアルいいですよ

英会話を習うのにはいろんは方法がありますが、手っ取り早く安価にということでしたら、ラジオの英会話が候補に挙がります。

ラジオでやってる英会話、たくさんありますよね。ホントに基礎的なものから、ビジネス向けのものまで多種多様です。

そんなたくさんある中で私がお勧めしたいのが

英会話タイムトライアル

です。

うたい文句はこんな感じ(オフィシャルサイトから)

言いたいことを簡単な英語でとっさに言える力(=英語の“瞬発力”)を徹底的にトレーニングしていきます。実際の会話では、相手の問いかけに即座に答えることが求められます。必要なのは、難しい単語や文法知識よりも、英語の“瞬発力”。この講座では、やさしい英語でテンポよく会話ができる力を養っていきます。(CEFR A2レベル)

英会話タイムトライアル、使われてる英語のフレーズはそんなに難しくないんです。英語そのものは中学校で習うレベルですが、日本語を直接的に英語にするのではなく、日本語で言いたいことが必要十分に伝わる、イージーな英語のフレーズがたくさん出てきます。

ビジネスでの交渉等、ゴリゴリのところで使う英語ではなく、日常会話レベルであれば、この番組で十分だと思われますし、必要であれば他の英会話番組と合わせて、というやり方もあると思います。

そして、英会話タイムトライアルの特徴であり最も役立つのが「リズムトテンポ」。
相手とのコミュニケーションを円滑に行う上で重要な、リズムトテンポを感覚的に得ることができます。

そして「時間内に伝えたいことを言い切る」トレーニングができるのも、英会話タイムトライアルのウリと言えます。

 

「英会話タイムトライアル」、オススメです。パソコンやスマートフォンでも聞くことができますので、興味があれば一度聴いてみては?

[読みたい論文] ぞうさん?案外いいかも。

赤色と水色と紫色のぞうさん。

[Chem. Commun. 201652 (7), 1397–1400]
The synthesis of sterically hindered amines by a direct reductive amination of ketones (Yagafarov, Niyaz Z.; Kolesnikov, Pavel N.; Usanov, Dmitry L.; Novikov, Valentin V.; Nelyubina, Yulia V.; Chusov, Denis)
Web: http://dx.doi.org/10.1039/C5CC08577B

Graphical Abstractお借りしますね。

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…ぞうさんいいですね。ぞうさんの部分がどういう構造なのかすごく気になります。要旨だけでは全く想像つきません。
ミステリアス。

Supporting Informationを見てみると…
…なるほどわかりました。R1R2CH- とか R3R4CH- なのですね。ほうほう。

一酸化炭素は還元剤として使われてて、水素ではだめなのだとか、1つ目のケトンを反応させて生成する化合物を単離することなく2つのケトンを反応させて、アミンに異なる「ぞうさん」を導入できるとか、このあたりまでは論文本体を読まなくてもだいたいわかった。

…「ぞうさん」で説明するの、案外便利でいいですね。

読みたい論文に追加です。

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