Archive for December 17, 2016

日米金利差とドル円の相関(2016/12/17)

 

ツイートしたら少し反響がありましたので、高解像度版を載せます。

 

161217_1

横軸がドル円のレート、縦軸が日米10年債の金利差です。

2015年の円安・ドル高の時には日米金利差が異常に小さかったのがわかるかと思います。

2016年始めから、金利差があまり変動しないまま円高が進行し、小金利差での円安・ドル高が解消。米国大統領選挙後は、金利差が拡大する中での円安・ドル高が進んでいます。

というわけで、2016年末の時点のドル円相場は、実は異常事態ではないのではと思ったり。

 

あわせてどうぞ

ドル円と長期金利の相関

 

キーワード: ドル円; 円相場; 長期金利; 日米金利差; 猫組長さん

[読みたい論文] 芳香族性ぶっこわし

付加体の水素て、どっから来たん?

形式上はベンゼン環からみたいだけど、実際どうなん?

 

[Angew. Chem. Int. Ed. 201655 (51), 15910–15914]
Arenophile-Mediated Dearomative Reduction (Okumura, Mikiko; Nakamata Huynh, Stephanie M.; Pospech, Jola; Sarlah, David)
Web: http://dx.doi.org/10.1002/anie.201609686

 

ベンゼンの芳香族性をぶっ壊す反応、だいぶ出てきましたね(水素化などは昔からありますが)。

161213

MTADて、N-methyl-1,2,4-triazoline-3,5-dioneね。Aldrichなどが販売してます。アレーンノフィル?なんちゃらophileて、求なんちゃら剤ね。

んで、この反応、LEDが発する可視光を使用するわけなのですが、反応装置とか、可視光のスペクトルとか、Supporting Informationにしっかり書いてます。親切。

 

反応ですが、MTADを入れて-78℃まで冷却、酢酸エチル(融点は-83℃くらい)を加え、そのあとアレーン(10倍モル量!)を加える。で、混合物の色が消えるまでLEDライトをあてながら撹拌。その後LEDライトを消してアゾジカルボン酸ジカリウム(KO2CN=NCO2K, Graphical Abstractにあるジイミドてこれのことね)を加え、続いて酢酸を加える、-50℃で5時間撹拌して水でクエンチ…と、大体こんな流れです。

抽出&カラムクロマトで環化付加体を単離したものを、水酸化カリウムと塩化銅で処理すれば形式上の水素化体A、水酸化カリウム/ベンゾイルクロリドとヨウ化サマリウムで処理すればジアミノシクロヘキセンBになる、と。なるほど。

 

ほうほうと読めそうなので、読みたい論文に追加です。

 

あわせてどうぞ

[水素水] HnOがどのくらい不安定かたくさん計算しました 他

[読みたい論文] 炭素-炭素結合じゃなくて炭素-硫黄結合切断/形成

[読みたい論文] ヘテロ環が…

[読みたい論文] パワーエサはフラーレン

[読みたい論文] アルキルハライドのシリルラジカル活性化

[Nanoniele] 今日描いた構造式です(2016/12/5)。

久しぶりに描きました。

 

161206_1

分子の二次元構造の描画→分子の三次元モデルの作成→構造の最適化→振動解析の流れで作業をしているのですが、振動解析のジョブがたまってしまっていました。そのため二次元構造の描画の作業をストップして、振動解析のジョブがこなされるのを待っていたのです。

今日から描画再開です。NanonieleからChemDraw (ChemBioDraw)ファイルをダウンローロできますので、分子式かCAS RNか何かで検索してみてください。