[読みたい論文] u2価を3価を行ったり来たりあなたの心をk (以下略

一部のおっさんにしかわからんタイトル。

これ聴いたの40代になってからですよ。B’zの松本孝弘さんのギターがやり過ぎなくらい輝いているあれ。

[J. Am. Chem. Soc. 2017, 139 (42), 14861–14864]
End-On Bridging Dinitrogen Complex of Scandium (Woen, David H.; Chen, Guo P.; Ziller, Joseph W.; Boyle, Timothy J.; Furche, Filipp; Evans, William J.)
Web: http://dx.doi.org/10.1021/jacs.7b08456

Graphical Abstractお借りしますね。

 

Prof. W. J. Evans。希土類錯体といえばこの人か奥田先生。

 

窒素分子1つが2つのスカンジウム錯体にend-onで取り込まれ、光照射で取り込まれていた窒素分子が放出されるという内容のようです。side-onタイプの希土類錯体はこれまでにも報告されているのですが、end-onタイプのものは初めてらしいです。

んで、窒素分子を取り込んだスカンジウムの価数が3、取り込む前or放出後のが2、と。ん?

…2?

2価の希土類錯体といえば、私が卒業研究をしていた頃はユウロピウム(Eu)とサマリウム(Sm)とイッテルビウム(Yb)くらいしかな買ったのですが、その後様々な2価の希土類錯体が報告され、とうとうスカンジウムですか。

無理くり還元して得られた2価の希土類、面白い反応性を示してくれるのではと期待しています。

そんなわけで、読みたい論文に追加です。

 

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