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[読みたい論文] 4つのイオンで四面体構造を作るイオン液体化合物

Viewed: 20:50:12 in February 23, 2020

Posted: January 22, 2020

Tetrahedral Tetra-cationic Ionic Liquids (Ikeda, Taichi; Matsushita, Yoshitaka)
Chem. Lett. 2020, 49 (1), 14−16.

Keywords: ionic liquid; CuAAC; 読みたい論文シリーズ; 有機化学; ブログ

わかりにくい記事タイトルですが(多分論文のタイトルの方がわかりやすい)、タイトル画像のような構造の化合物の合成とイオン液体としての性質に関する論文です。四面体のテトラカチオン構造のイオン液体としては、本研究のものが最初の例なのだそうです。オープンアクセス論文ですが、ネタバレを避けるためにさっと読んだ段階でこの記事を書いています。

イオン液体、液体として存在する塩、1910年代には報告例があったようなのですが、電解質等、具体的な用途を目的に研究が活発になったのは1990年代から。イオン液体に求められる性質の一つが粘度(理由は本文に)。「イオン部分」の密度と低粘度の両立を期待できるのが、論文のタイトルにある、「イオン」が四面体構造の頂点に配置された塩なのだとか。

そんな四面体構造の塩、中性の有機化合物と比べて単離の手段がより限られ、合成法がより重要なわけで、筆者らがたどり着いたのがアジドとアルキンの環化。2010年代にたくさん報告された、copper-catalyzed azide-alkyne cycloaddition (CuAAC)です。クリック反応の代表ですね。確かにこれだと多種類合成できそうです(アジドの取り扱いに注意とSupporting Informationに)。


合成した塩、イオン液体となるものもあればそうでなさそうなものもあるようで、他の諸性質もですがどの要素がどう効いてくるのかを知りたく、本文をじっくり読んで違きたいと思います。

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

きょうのどうぶつ

ここの画像を使用しています。

久々のクロ2号。

 

計算終わりました

 

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【記者発表】多種類でかつ短時間の観測データでも高い精度で将来を予測 ~洪水などの自然災害をはじめとして様々な予測に応用へ~
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Evaporation and drying kinetics of water-NaCl droplets via acoustic levitation
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有機電界効果トランジスタ  
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Gate-tunable gas sensing behaviors in air-stable ambipolar organic thin-film transistors
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Green fabrication of a complementary electrochromic device using water-based ink containing nanoparticles of WO3 and Prussian blue
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Positive and negative birefringence in packed films of binary spherical colloidal particles
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Circularly polarised luminescence (CPL) control of oligopeptide–Eu(III) hybridized luminophores by interaction with peptide side chains
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[RSC Adv. 2020, 10, 2727−2733]
A slight bluish-white fluorescence from E,E-2,6-bis(4-cyanostyryl)pyridine pristine crystals
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Heat transfer properties of Morpho butterfly wings and the dependence of these properties on the wing surface structure
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[Energy Fuels 2020, 34, 118−129]
Kinetics and Physicochemical Morphology Evolution of Low and High-Ash Pyrolytic Tire Char during CO2 Gasification
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