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2024年1Qの記事一覧

Viewed: 01:16:25 in June 26, 2025

読みたい論文シリーズ− 2024年1Q
読みたいけと読んでいない論文を、構造式を描きながら紹介します。読んでないので時々間違えます(2024年1〜3月)。

 

2024年2Qの記事一覧
記事のリストです(2024年4〜6月)。

 

2023年4Qの記事一覧
記事のリストです(2023年10〜12月)。

 

2023年3Qの記事一覧
記事のリストです(2023年7〜9月)。

 

2023年2Qの記事一覧
記事のリストです(2023年4〜6月)。

 

2023年1Qの記事一覧
お仕事関係の記事のリストです(2023年1〜3月)。

 

 

 

- 2つの反応を組み合わせる。 -

(June 26, 2025)

読みたい論文シリーズ− 2025年2Q
読みたいけと読んでいない論文を、構造式を描きながら紹介します。読んでないので時々間違えます(2025年4〜6月)。

 

Keywords: carbon–carbon bond formation; three-component coupling; Lewis acid; Al; Yamaguchi, Eiji; Itoh, Akichika

Visible-Light-Induced Generation of p-Quinone Methides via Paternò–Büchi Reaction: Access to Quaternary Centers through Three-Component Coupling (Takeda, Mitsumi; Maejima, Saki; Yamaguchi, Eiji; Itoh, Akichika)
Org. Lett. 2025, 27 (23), 6106–6110.
URL (Doi): 10.1021/acs.orglett.5c01639 


多成分連結に関する論文のようです。

April 4, 2023
[読みたい論文] キノンとアルケンからジヒドロベンゾフランを作ります
Paternò–Büchi reaction。
Org. Lett. 2023, 25 (11), 1856–1861.

 

アルミニウムルイス酸触媒及び青色光照射下でのp–キノンとフェニルアセチレンとアルコールの反応。フェニル基の結合したアルキン炭素にキノン由来のベンゼン環とアルコール由来のアルコキシ基が結合、末端のアルキン炭素には、これはp–キノンからのものでしょうか、酸素原子が結合した構造の化合物が生成します。

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March 29, 2024
[読みたい論文] 炭酸アリルエステルでカルボニル化合物をアリル化します
青色光と白金触媒。
Org. Lett. 2024, 26 (10), 2023–2028.

March 28, 2024
[読みたい論文] 分子触媒で末端アルキンをシリル化します
中性条件下で進みます。
Org. Lett. 2024, 26 (10), 1991–1995.

March 27, 2024
[読みたい論文] ハロホルム反応を思い出すイノラートの発生と[2+2]環化付加
シクロブテン骨格形成。
Org. Lett. 2024, 26 (9), 1896–1901.

March 26, 2024
[読みたい論文] アゾベンゼンも近くに不飽和結合があると光照射下で環化します
触媒がなくても。
Org. Lett. 2024, 26 (9), 1868–1873.

March 25, 2024
[読みたい論文] 水素転位経由で6員環を構築してナフタレンにします
気になるルイス酸への配位挙動。
Org. Lett. 2024, 26 (9), 1824–1827.

March 22, 2024
[読みたい論文] ニトロスチレンとジアリールホスフィンオキシドを反応させるとビスホスフィンオキシドが得られます
塩基で亜硝酸を引っこ抜く。
Org. Lett. 2024, 26 (9), 1797–1802.

March 21, 2024
[読みたい論文] プロパルギルアルコールからイソオキサゾール骨格を作ります
ヒドロキシルアミン誘導体を使います。
Org. Lett. 2024, 26 (9), 1753–1757.

March 19, 2024
[読みたい論文] 主鎖が炭素原子だけになる、エポキシドの開環重合
ケイ素のチカラ。
Chem. Commun. 2024, 60 (21), 2954–2957.

March 18, 2024
[読みたい論文] スルホニルヒドラゾンと有機ボロン酸から多置換メタンを作ります
光は使うが金属は不要。
Chem. Commun. 2024, 60 (20), 2796–2799.

March 15, 2024
[読みたい論文] ジフルオロアルケンのエナンチオ選択的な環化を経てトリフルオロメチル化合物を作ります
フッ素カチオン種も参加。
Org. Lett. 2024, 26 (8), 1723–1727.

March 14, 2024
[読みたい論文] ホウ素ルイス酸触媒下で進む脱水&環化
シリル基の効果。
Org. Lett. 2024, 26 (8), 1652–1656.

March 13, 2024
[読みたい論文] 触媒的不斉Mannich反応
エステルのは難しそう。
Org. Lett. 2024, 26 (8), 1579–1583.

March 12, 2024
[読みたい論文] ピリジン骨格が非芳香族化する環化付加
ピリジニウム塩と塩基。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (10), e202318283.

March 11, 2024
[読みたい論文] アルキンとフッ化アンモニウム塩からフッ化ビニル化合物を作ります
シンプルでスムーズ。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (10), e202318086.

March 8, 2024
[読みたい論文] アリールアミノ基がくっついたシリレン化合物
よく安定でいられるなと。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (9), e202317416.

March 7, 2024
[読みたい論文] β–ケトカルボン酸とアミノアルコールからアミノ酸を立体選択的に合成します
アミノアルコールの立体には依存せずか。
Org. Lett. 2024, 26 (7), 1426–1431.

March 6, 2024
[読みたい論文] 塩化アリールを使ってスルホキシミンの窒素のところをアリール化します
闘将ダルフォス。
Org. Lett. 2024, 26 (7), 1326–1331.

March 5, 2024
[読みたい論文] カップ麺も食えない多置換アルケンの不斉水素化
シンプルな配位子でここまでできる。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (9), e202315872.

March 4, 2024
[読みたい論文] 硫黄官能基が結合した無色のブタジエンを酸化すると真っ黒になります
クロミズム。
Chem. Lett. 2024, 53 (1), upad017.

March 1, 2024
[読みたい論文] 2つのシアノ基が脱離する、マロノニトリルとニトロメタンの酸化的カップリング
カルボニル基はどうやってできる。
Eur. J. Org. Chem. 2024, 27 (6), e202300964.

February 29, 2024
[読みたい論文] 水素を貸し借りしながら進むアミンとアルコールの脱水縮合
シンプルな反応系。
Eur. J. Org. Chem. 2024, 27 (6), e202301105.

February 28, 2024
[読みたい論文] 見た目は立体保持で進む求核置換反応
往復ビンタ。
Chem. Lett. 2024, 53 (2), upae005.

February 27, 2024
[読みたい論文] トリアゾリン化合物とアルキンの[3+2]環化付加
最近ちょくちょく見かけるPTAD。
Chem. Commun. 2024, 60 (13), 1719–1722.

February 26, 2024
[読みたい論文] ピリジン環をぶっ壊してからアリール基をくっつけてピリジン環に戻します
アミンと酸無水物は反応しないのだろうか。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (8), e202315418.

February 22, 2024
[読みたい論文] 核酸の部分構造にホウ素と窒素を含む芳香環をくっつけました
いやぁあぁぁぁぁぁぁ。
Org. Lett. 2024, 26 (5), 1051–1055.

February 21, 2024
[読みたい論文] シリルエノールエーテルヤアリルシランをトリフルオロメトキシ化します
ケトンとかじゃダメなんかな。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (7), e202317770.

February 20, 2024
[読みたい論文] マンガン触媒下で進むアルケンの不斉ヒドロホスフィン化
不斉中心にはリンではなく水素が。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (7), e202316785.

February 19, 2024
[読みたい論文] Wittig反応っぽい触媒的なアルケン合成
ホウ素イリドっぽい何か。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (6), e202316521.

February 16, 2024
[読みたい論文] 色々わかりにくいホスフィン酸アミドとハロアルキンの反応
位置選択性とエナンチオ選択性。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (6), e202315005.

February 15, 2024
[読みたい論文] 空気中でも安定なホウ素原と窒素原子1含むπ共役化合物
9環式。
Org. Lett. 2024, 26 (4), 939–944.

February 14, 2024
[読みたい論文] 二酸化炭素とカルボン酸アミドとアルケンからジカルボニル化合物を作ります
遷移金属も要らない。
Org. Lett. 2024, 26 (4), 860–865.

February 13, 2024
[読みたい論文] ナイロン6,6をモノマーとかに分解します
Wikipediaの記述がアレだった。
Chem. Commun. 2024, 60 (11), 1444–1447.

February 9, 2024
[読みたい論文] ピリジン・脱芳香族化・その後酸化
中間体は単離可能か。
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146 (4), 2358–2363.

February 8, 2024
[読みたい論文] 水があると6員環ができてないと7員環ができる、フェニレンジアミンとイノンの反応
水和かヒドロアミノ化か。
Eur. J. Org. Chem. 2024, 27 (4), e202301126.

February 6, 2024
[読みたい論文] 教科書的なようでそうではない、ハロゲン化アルキルと二酸化炭素の反応
β–水素脱離を回避。
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146 (3), 1753–1759.

February 5, 2024
[読みたい論文] ノルボルネンが関わる、ベンゼン環のメタ位のアリール化
中間体かただの配位子か。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (5), e202317741.

February 2, 2024
[読みたい論文] ほぼアンモニアとほぼホルムアルデヒドを使ってほぼアミノアルコールを作ります
それぞれ扱いやすい状態で。
ACS Catal. 2024, 14 (2), 751–756.

February 7, 2024
[読みたい論文] ベンザインがピナコールボランの環構造に割り込みます
みんなフッ素に甘い。
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146 (3), 1765–1770.

January 31, 2024
[読みたい論文] チタンルイス酸でニトロソニウムトリフラートを活性化
著者名でピックアップしてしまう。
Org. Lett. 2024, 26 (2), 473–476.

February 1, 2024
[読みたい論文] ベンゼンをアミノメチル化してベンジルアミンを作ります
気になる位置選択性。
Chem. Commun. 2024, 60 (7), 851–853.

January 30, 2024
[読みたい論文] アミノ酸誘導体のカルボニル基じゃない炭素原子に求核剤をくっつけます
人名反応を回避。
Org. Lett. 2024, 26 (2), 456–460.

January 29, 2024
[読みたい論文] ジフルオロメチルホルムアミドをチオホルムアミドから作ります
どっちがどっち。
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146 (2), 1276–1281.

January 26, 2024
[読みたい論文] 環状グアニジン化合物を使ってボランをジボランにします
遷移金属は使いません。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (4), e202317462.

January 25, 2024
[読みたい論文] 側鎖にフェノチアジン骨格を持つポリアセチレンを作りました
始まりはアリールボロン酸。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (4), e202316246.

January 24, 2024
[読みたい論文] キノン骨格をγ-テルピネンで水素化します
ホウ素の役割とは。
Org. Lett. 2024, 26 (1), 401–405.

January 23, 2024
[読みたい論文] 溶媒だけでいけるラジカル的なアルキンと硫黄化合物の反応
ガス封入。
Org. Lett. 2024, 26 (1), 365–369.

January 22, 2024
[読みたい論文] 一番重たい典型元素-水素結合への挿入反応
何基になるのだろう。
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146 (1), 19–23.

January 19, 2024
[読みたい論文] スチレンが脱離するアリールスルフィド合成
スチレン生成の確認は。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (3), e202315701.

January 18, 2024
[読みたい論文] 酸の量だけで位置選択性が逆転するアルケンのセレノカルボニル化
セレノール使います。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (2), e202313714.

January 17, 2024
[読みたい論文] イソチオ尿素やイソセレノ尿素分子触媒で不斉環化付加
エノンとアレン。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (2), e202315345.

January 16, 2024
[読みたい論文] リン触媒でエーテルを求核的にジクロロ化します
立体反転。
Org. Lett. 2023, 25 (51), 9114–9118.

January 15, 2024
[読みたい論文] 超酸で窒素-炭素結合が切断されます
スルホン酸アミドからアルキルカチオンが発生。
Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63 (1), e202316458.

January 12, 2024
[読みたい論文] 高分子の端っこにうまいことスルフィドをくっつけます
光るものやらでっかいものやら。
Chem. Commun. 2024, 60 (1), 79–82.

January 11, 2024
[読みたい論文] 溶媒も参加するアルキンのヒドロアミド化
これD入れやすいやつか。
Chem. Commun. 2024, 60 (1), 114–117.

January 10, 2024
[読みたい論文] オキシムの酸素原子も水素原子も無駄なく有機基にくっつけます
相手の酸素は取り去ります。
Chem. Commun. 2024, 60 (2), 172–175.

January 9, 2024
[読みたい論文] 異なる構造の多置換ベンゼンを、イリドとイノンから作ります
[3+3]環化付加。
Org. Lett. 2023, 45 (50), 8992–8996.

January 7, 2024
[Perl] Base64でエンコードされた文字列をデコードした結果をWebブラウザで見たい
モジュールを使います。

January 5, 2024
[読みたい論文] 赤外光とか赤色光で青とか緑とかに変わるπ共役化合物
変わる幾何異性。
Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62 (52), e202312955.

January 4, 2024
[読みたい論文] 2つあるアルデヒドの片方をエステルに変換してキラリティを出します
回転を止める。
Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62 (52), e202311709.

January 1, 2024
化学系論文: 日本人著者の論文のシェア (2023年版・速報値)
アフナーコロナと経済と安全保障


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