[今日描いた構造式] benzothieno[3,2-b]indole

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Posted: September 26, 2018

[Org. Lett. 2018, 20 (18), 5933−5937] Cascade Synthesis of Benzothieno[3,2-b]indoles under Oxidative Conditions Mediated by CuBr and tert-Butyl Hydroperoxide (Zhao, Xiaoyuan; Li, Qiao; Xu, Jun; Wang, Donghua; Zhang-Negrerie, Daisy; Du, Yunfei)


Org. Lett.から。

ジアリールアルキンと硫黄源から。ジアルールアルキンのベンゼン環には置換基があったりなかったり。当然ながら芳香環のo-位には窒素原子が必須です。

そしてその窒素原子上の置換基R。GA上にはスルホ基が並んでします。窒素原子−水素原子をイオン的に開裂させるのかラジカル的に開裂させるのかよくわかりませんが、反応上スルホ基にせざるを得ないのか、反応後に他の有機基に置き換えるのか、ですね。

そしてこの硫黄源。KSC(S)OEtですが、反応にどう絡んでくるのか、そして、このKSC(S)OEtをどうやって作ったのか、あるいは買ったのか。

光物性にも興味はありますが、やはり反応機構。読みたい論文に追加です。

Keywords: benzothieno[3,2-b]indole; TBHP; Ts; Ms

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

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