[今日描いた構造式] tert-butyl hyponitrite

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Posted: October 4, 2018

[J. Am. Chem. Soc. 2018, 140 (39), 12318−12322] Intermolecular Radical Mediated Anti-Markovnikov Alkene Hydroamination Using N-Hydroxyphthalimide (Lardy, Samuel; Schmidt, Valerie A.)


J. Am. Chem. Soc.から。

アルケンのヒドロアミノ化。表題化合物はGAに記載のinitiatorの部分。開始剤。取扱注意の旨が、Supporting Infoに記述されています。

反応の2段階目でヒドラジンが使われていますが、生成物の窒素源はヒドラジンではなくて、N-ヒドロキシフタルイミド。R基の根元の炭素原子に結合する水素原子も、です。

反応中にN-ヒドロキシフタルイミドの炭素−窒素結合が開裂するのでしょうが、どの段階で開裂するのか。2段階目ででしょうか。そして亜リン酸トリエチルや開始剤の役割、全くもって何がなんやら。勉強不足と言われればそうなのでしょうが、GAをパッと見て反応機構が想像できなかったのは久しぶりです(要旨にはヒントが書かれています)。

とにかく反応機構、そんなわけで読みたい論文に追加です。anti-Markovnikov型で反応が進むのは要旨から想像できます。

Keywords: tert-butyl hyponitrite; Et; N-Hydroxyphthalimide

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

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C-H結合活性化と高原子価の金属元素

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