[読みたい論文] 光照射で反応を変えるAu−Coナノ粒子触媒

Viewed: 04:20:40 in December 11, 2019

Posted: August 29, 2019
[有機化学] [ブログ]

Plasmonic Switching of the Reaction Pathway: Visible−Light Irradiation Varies the Reactant Concentration at the Solid−Solution Interface of a Gold−Cobalt Catalyst (Peiris, Erandi; Sarina, Sarina; Waclawik, Eric R.; Ayoko, Godwin A.; Han, Pengfei; Jia, Jianfeng; Zhu, Huai-Yong)
Angew. Chem. Int. Ed. 2019, 58 (35), 12032−12036.

Keywords: Au; Co; aniline; phenylacetylene; nanoparticle


↑あまり役に立たない反応スキームですが…。

金−コバルトナノ粒子を触媒とするアルキンとアニリンの反応について報告しているようです。Graphycal Abstractにあるように、可視光照射下ではアルキンとアニリンからケチミンが生成し、暗所での反応からはアセチレンのホモカップリング体が生成するとのこと。

一番気になるのは光照射によって何が起こっているのか、でしょう。Supporting InformationにはAu/ZrO2とCo/ZrO2触媒下で光照射ある/なしでのアルキンとアニリンの反応を行なった結果がグラフとして描かれていますが、これを見る限り、Au/ZrO2触媒下では光照射によりイミンの生成が促進されるのはよくわかります。ただ、アセチレンのホモカップリング体の生成量が光照射あり/なし共に相対的に低いので、ホモカップリング体の生成が光照射により増加しているのかしていないのかは判断が難しく、このプロットから光照射あり/なし2つの生成物の生成比の違いを見るにはしんどいかなと言う印象です。金−コバルトナノ粒子での結果が当然示されている本文中のデータとの比較が必要ですね(まず読めよとツッコミが入りそうです)。

その他、コバルトじゃないといけないのかとか、そもそもコバルト要るのかとかの問いへの回答もなされてますね。光照射が必要なのもわかります。あとZrO2で「薄めても」選択性が変わらないことも。

…とまあ生成物の収率からは矛盾しない「違い」が確認されているわけですが、光照射で起こる他の現象として挙げられているのが、論文のタイトルにもありますが、基質の触媒への吸着。光照射下ではアニリンが触媒表面に吸着されるのは、Supporting Informationのグラフからもわかります。アニリンの吸着はアルキンの吸着との競争になるのだと思うのですが(アルキンは光照射で脱着?)、これ、触媒側が光でどうこうなのだろうと好意的に見ていいのか、ひょっとしたらアニリンの光励起で吸着されやすくなったとか、どうなんでしょうね。

Supporting Informationの内容から妄想しても仕方ないと思ったので、読みたい論文に追加です。

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

1974年はこんな年

人名反応など
Overman転位 [Doi 1]
Rubottom酸化 [Doi 1] [Doi 2] [Doi 3]
ノーベル化学賞
高分子化学の理論、実験両面にわたる基礎研究
(Paul John Flory)
できごと
端島(軍艦島)が炭鉱閉鎖、無人島に
「モンチッチ人形」発売(セキグチ)
「あさげ」発売(永谷園)
ルバング島で小野田寛郎元少尉を発見
「ニュースセンター9時」放送開始(NHK総合)
ガッツ石松が王座獲得(WBC世界ライト級)
「花とゆめ」創刊(白泉社)
伊豆半島沖地震
セブン-イレブン第1号店
国土庁設置
七夕豪雨
ウォーターゲート事件
日本広告審査機構(JARO)設立
「ベルサイユのばら」初演(宝塚大劇場)
原子力船むつが放射線もれ事故
「暗記ペン」発売(トンボ鉛筆)
「宇宙戦艦ヤマト」放映
田中金脈問題
アメダスが運用開始

 

きょうのどうぶつ

ここの画像を使用しています。

なぜろー、なぜんと邪魔するにゃー。

 

計算終わりました

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