【本日の化学略語】ACE

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Posted: May 7, 2018
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

アセトンの略語があるとは驚きです。

ACE: acetone

アセトンの略語があるとは驚きです。

最初に扱ったのは学生実験の後片付けの時。「なんかくっさいけど汚れはよく落ちるぞ」というのが最初の印象でした。

研究室に配属されてからも、洗浄液や冷媒として扱うのがほとんどで、洗浄液としてのアセトンの思い出は、私の場合、ほとんどありません。

冷媒として使ったアセトンには、ひとつ、ヒヤっとした思い出があります。反応容器の冷却は、研究室にひとつだけあったクールパイプとアセトンを組み合わせて行っていましたが、クールパイプが故障したり、使いたい人が複数いる時には、ドライアイスで代用していました。ちなみに、ドライアイスは、研究室に入りたての頃は学外のドライアイス屋(食品販売店かもしれません)に、車で買いに行っていました。

ドライアイスとアセトンで冷媒を作り、フラスコを浸して反応を行った後、不要となったドライアイス入りのアセトンバスからドライアイスを取り出し、冷たいアセトンを室温に戻していたのですが、ちょっとめんどくさくなって、ちょっと冷たいけどまあいいかと、廃液入りのポリタンクにアセトンを廃棄したのです。ところが、ドライアイスがを除ききれていなかったためか、廃棄した直後にポリタンクからCO2となんだかわけのわからない液体とか吹き出してきたのです。幸い吹き出したのは少量で、保護メガネも付けていましたので、特に何事もありませんでしたが、もし大量に吹き出したり、廃液に毒々しいものが大量に入っていたかと思うと、ゾッとします。

このことがあって以降、どんなことがあっても冷媒として使用したアセトンは室温に戻してから廃棄するか、エバポレータで回収するようになりました。怖い怖い

 

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