[読みたい論文] OLEDこだわるなら酸化亜鉛の形にまで気遣え
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Posted: January 8, 2016
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この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
毎度のことながらブログのタイトルは適当です。
ブログ「大学教授のぶっちゃけ話」でおなじみの 城戸先生@山形大学。
[
ACS Appl. Mater. Interfaces 2015,
7 (45), 25373−25377]
Efficient Electron Injection by Size- and Shape-Controlled Zinc Oxide Nanoparticles in Organic Light-Emitting Devices (Pu, Yong-Jin; Morishita, Norito; Chiba, Takayuki; Ohisa, Satoru; Igarashi, Masahiro; Masuhara, Akito; Kido, Junji)
Web:
https://doi.org/10.1021/acsami.5b07742
Graphical Abstractお借りしますね。

有機発光ダイオード(OLED)の電子注入層に使ってる酸化亜鉛の形状とサイズが、OLEDの発光効率に影響を与えますよ、こんな形状の酸化亜鉛がいいですよ、という論文だと思います。形状というよりサイズかな。球状のを一方向に大きくすると棒状、みたいな。このあたりは論文読まないとわかりません。
Figure S2-cの、R-ZnOのカーブが不思議。
読みたい論文に追加です。
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