[読みたい論文] 脱カルボキシル化してヘテロカルボキシル化

Viewed: 11:55:48 in December 6, 2019

Posted: January 18, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

定番のC-C結合形成反応かと思ったが気になることあり…

[Chem. Commun. 2016, 52 (7), 1432−1435]
Copper mediated decarboxylative direct C-H arylation of heteroarenes with benzoic acids (Patra, Tuhin; Nandi, Sudip; Sahoo, Santosh K.; Maiti, Debabrata)
Web:https://doi.org/10.1039/C5CC08367B

Graphical Abstractお借りしますね。

脱カルボキシル化とC-H結合活性化を組み合わせた炭素-炭素結合形成の組み合わせ。

下側の反応はさておき、お?と思ったのは上側の反応。

青色の化合物て、確かにタイトルの通りヘテロアレーンではあるのですが、考えようによってはギ酸のお仲間ですよね。

H-C(=N-)X-H と H-C(=O)O-H

ほら。

ギ酸はご存知の通りカルボン酸。

この反応、カルボキシル基を抜いた後にカルボキシル基(と同じもの)をくっつけてる、と…あれ?

なんだか不思議なので読みたい論文に追加です。

 

あわせてどうぞ

アーカイブ化したWordPress記事
よく読まれている記事をアーカイブ化しました。

[読みたい論文] アニオン違えば異なる反応
こんだけ違うとスカッとします。

[読みたい論文] 錯体配位子の水素でアシスト
ブレンステッド酸配位子を持つルテニウム錯体。

[読みたい総説] 窒素固定化・活性化
短めの総説のようです。

[読みたい論文] 酸化も還元も結合形成も不斉も
小鉢がたくさんある定食はうまい(自論)。

[読みたい論文] 酸化剤どこ?
ぱっと見ただけじゃわからん。

博士論文公聴会でやらかしたこと
ブログ「大学教授のぶっちゃけ話」でおなじみの 城戸先生@山形大学。

グローブナス
変わった形していますが、ナスです。広島産です。

[読みたい論文] OLEDこだわるなら酸化亜鉛の形にまで気遣え
ブログ「大学教授のぶっちゃけ話」でおなじみの 城戸先生@山形大学。

[読みたい論文] 溶解力か、化学的耐性か
高分子合成の永遠のテーマ。

[読みたい論文] 働きバチが「目覚める」化学成分の変化
AFPから。