[読みたい論文] GAは正確に。アレーンボリル化。

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Posted: January 19, 2016
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この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

アブストラクトだけではわからないことがある。

[J. Am. Chem. Soc. 2016, 138 (1), 84−87]
Formal Ir-Catalyzed Ligand-Enabled Ortho and Meta Borylation of Aromatic Aldehydes via in Situ-Generated Imines (Bisht, Ranjana; Chattopadhyay, Buddhadeb)
Web:https://doi.org/10.1021/jacs.5b11683

Graphical Abstractお借りしますね。

置換ベンズアルデヒドのボリル化。配位子次第でボリル基が導入される位置が変わりますよと。8-AQは8-アミノキノリン。

TMPはこれ。

いきなり標品合成。その次がアルデヒドとアミンでイミン合成。その次に反応条件をいくつか検討した結果。よく見ると、(1) アミン。エバポレーション。(2) Ir触媒云々、とかいてある。いきなり全部混ぜて反応スタート、というわけではないのか。このあたりのことはGraphical Abstractだけ見てたんじゃわからなかった。

さらにわからんのんが、左向きの反応。アミンの検討をしていて、メチルアミンがtert-ブチルアミンよりも良い位置選択性出してるにも関わらず、tert-ブチルアミンを使ってm-ボリル化をやってるという…。

わからんこといっぱいなので、読みたい論文に追加です。

 

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