[読みたい論文] C-O結合開裂にはヨウ化物が良い

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Posted: June 8, 2016
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この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

ヨウ化水素でエーテル結合開裂、を思い出しました。

教科書でみたのを憶えてます。

[J. Am. Chem. Soc. 2016, 138 (21), 6711−6714]
Nickel-Catalyzed Alkylative Cross-Coupling of Anisoles with Grignard Reagents via C–O Bond Activation (Tobisu, Mamoru; Takahira, Tsuyoshi; Morioka, Toshifumi; Chatani, Naoto)
Web: https://doi.org/10.1021/jacs.6b03253

Graphical Abstractお借りしますね。


鳶巣先生・茶谷先生@大阪大。

ニッケル触媒によるアニソールのアルキル化。メトキシ基脱離。

アルキル源であるアルキルマグネシウムハライドのハライドが反応性に影響を与えるというのが、論文の内容に含まれているようでして(たぶんそれ以外にもいろいろ論じられてると思う。

なんでヨウ化物がいいんでしょうね。そこが要旨だけではわからないので、読みたい論文に追加です。

 

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