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[読みたい論文] 水素もりもり。

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Posted: June 30, 2017
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この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

脱水素反応というと、ピンサー錯体というイメージがありました。

最近ではシンプルなものがいろいろ出てるらしい。

[Organometallics 2017, 36 (12), 2317−2312]
Cp*Ir-Catalyzed Acceptorless Dehydrogenation of Carbon–Carbon Single Bonds (Ando, Hideaki; Kusumoto, Shuhei; Wu, Weiwei; Nozaki, Kyoko)
Web: https://doi.org/10.1002/anie.201701862

Graphical Abstractお借りしますね。


野崎先生@東大、他。

イリジウム触媒による脱水素反応。官能基が隣にあるからうまくいくのかというのは、論文を読まないとよくわかりませんが、水素受容体がなくてもいいというのが、この論文の売りのようです。

水素受容体を不要にするために何か工夫をしているのかなと、 Supporting Informationを眺めました。

なるほどと思いました。

反応条件を検討したことが、Supporting Informationから伺えますが、テトラロンから1-ナフトールを得る反応で、ナフタレンやテトラリンができる副反応があるようですね。あと、1-ナフトールからテトラロンが瀬k制する逆反応もあるようです。いろいろ苦労しているみたい。

苦労してどのような成功になったのか知りたいので、読みたい論文に追加です。

 

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