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[読みたい論文] BNポリスチレン風2連チャン。

Viewed: 05:05:01 in January 30, 2020

Posted: June 30, 2017
WordPressの記事をアーカイブ化しました。

この記事を書いた人
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

どう短く表現しようかと悩みました。

類似の研究が2つ、連続して報告されていました。

1つめ。

[Chem. Commun. 2017, 53 (53), 7258−7261]
High molecular weight poly(N-methyl-B-vinylazaborine) – a semi-inorganic B-N polystyrene analogue (Thiedemann, Birk; Gliese, Philipp J.; Hoffmann, Jonas; Lawrence, Paul G.; Sonnichsen, Frank D.; Staubitz, Anne)
Web: https://doi.org/10.1039/C6CC08599G

Graphical Abstractお借りしますね。


2つめ。

[Chem. Commun. 2017, 53 (53), 7262−7265]
High molecular weight poly(N-methyl-B-vinylazaborine) – a semi-inorganic B-N polystyrene analogue Gram-scale free radical polymerization of an azaborine vinyl monomer (van de Wouw, Heidi L.; Lee, Jae Young; Klausen, Rebekka S.)
Web: https://doi.org/10.1039/C7CC02300F

Graphical Abstractお借りしますね。


どちらも、スチレン骨格の一部がホウ素原子と窒素原子に置き換わった、しかもホウ素原子にビニル基が結合したモノマーを重合させたポリマーの話。単重合だけでなく、炭素アナログ(?)との共重合あり。2つ目の論文はナフタレン骨格ではありますが、ホウ素原子、窒素原子の位置を考えれば、テーマの似た論文と言っていいでしょう。

得られたポリマーの基本的なデータ(NMR, DSC, TGA, UV, IR等)の収集以上のことはしていないようです。

読みたい論文に追加です。

 

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