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Keywords: annulation; carbon–carbon bond formation; LDA; cycloaddition; Montgomery, Thomas D.
Diastereoselective [3 + 2] Cycloaddition between Tertiary Amine N-Oxides and Substituted Alkenes to Access 7-Azanorbornanes (Cocolas, Alexander H.; Lane, Aiden M.; Musiak, Benjamin S.; Chartier, Eric J.; Bedillion, Derek A.; Hejnosz, Sarah L.; Rohde, Jeffrey J.; Lummis, Paul A.; Evanseck, Jeffrey D.; Montgomery, Thomas D.)
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リチウムジイソプロピルアミド(LDA)存在下での5員環アミンN–オキシドとアルケンの反応。1,3–双極子付加により頭頂部が窒素原子のアザノルボルナン化合物が生成します。アルケンの置換基がendo側にあるジアステレオマーが優先して生成、ただしそれは置換基同士の立体的な反発が原因らしいとのこと。
アミンN–オキシドとLDAからどのようにして1,3–双極子付加を起こしうる中間体が発生するのか、気になりました。おそらくですが下のようにかと。ジリチオ化された中間体から–OLiが脱離して右側のような構造のものができ、そいつとアルケンの環化付加が続いて起きると想像しますが、詳細は本文を読んで確認したいところ。
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