Viewed: 05:01:08 in July 16, 2025
Posted: March 25, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
[
Chem. Commun. 2016,
52 (24), 4509−4512]
The ruthenium-catalysed selective synthesis of mono-deuterated terminal alkynes (Chatterjee, Basujit; Gunanathan, Chidambaram)
Web:
10.1039/C6CC01401A
Graphical Abstractお借りしますね。
KO
tBuだけで反応が進行しそうな気がしなくもないですが、異性化して内部アルキンやアレンになる可能性もあるので、やっぱりルテニウム触媒は必要なんですかね。
反応中間体の窒素原子上にアルキン由来の水素原子が取り込まれるのおもしろいです。この後どこの水素がアルキンと結合するのか…
そのあたりを知りたいので、読みたい論文に追加です。
あわせてどうぞ
アーカイブ化したWordPress記事よく読まれている記事をアーカイブ化しました。
[読みたい論文] きんぱら触媒でラクトンいなかっぺなんちゃらみたいだね>きんぱら
[読みたい論文] くどいっくどいGraphical Abstract
[読みたい論文] 近くの他人より遠くの親戚わたしのこと言ってるわけじゃなですからね。
[読みたい論文] 触媒で生成物を変えるaMBH反応γ位への付加も、aza-Morita–Baylis–Hillman反応なのかな?
[読みたい論文] トリフルオロアセトキシラジカルてC-H結合ぶった切るよねトリフルオロ酢酸と酸化剤の組み合わせでC-H結合活性化をやってる例て、20年以上前からあるよね(遠い目
[読みたい論文] これどうやってee決めたんだろジアルキニルメチルアミン、キラルカラムでの分離は難しいんじゃないかなぁと思ったり。