Viewed: 05:00:12 in July 16, 2025
Posted: April 28, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
スペクトルが重なってるてことは、UV吸収かなぁ。
[
Tetrahedron Lett. 2016,
57 (19), 2025−2028]
Synthesis and properties of highly-rigid conjugation system based on bi(benzo[b]thiophene)-fused o-carborane (Nishino, Kenta; Hashimoto, Kazushi; Tanaka, Kazuo; Morisaki, Yasuhiro; Chujo, Yoshiki)
Web:
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S004040391630291X
Graphical Abstractお借りしますね。
中條先生@京都大学。
電子リッチなπ共役系と、電子プアなカルボランの組み合わせ。
カルボランとπ共役系をうまくつないで、単結合の回転をなくしているのが通好み。
おかげで発光スペクトルも綺麗に現れてて、鋭いピークがたくさん。
GA中の2つのスペクトルが一部重なってるのがいいですね。発光スペクトルのそれぞれのピークについて、励起スペクトルを測定するとどんなふうになるのか興味ありなのですが、そのあたりのこと、論文本体で議論されてるのでしょうか。
そのあたりのことを知りたいので、読みたい論文に追加です。
あわせてどうぞ
アーカイブ化したWordPress記事よく読まれている記事をアーカイブ化しました。
[読みたい論文] なるほどわからんがPd錯体のおはなしσとπの寄与度が云々というという話のような気はするが…
[読みたい論文] タングステンシリリン錯体これ確かに塩基とか酸とか書いとかんとわからんわ。
[読みたい論文] 確かに脱水素カップリングではあるがこれ、アルデヒドをアミンでトラップしただけなんじゃ?