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Posted: January 4, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
分子触媒も高機能化していくなぁ。分子触媒だからこそできるんだろうけどね。
[
J. Am. Chem. Soc. 2015,
137 (51), 15992−15995]
Bifunctional Iminophosphorane Catalyzed Enantioselective Sulfa-Michael Addition to Unactivated α-Substituted Acrylate Esters (Farley, Alistair J. M.; Sandford, Christopher; Dixon, Darren J.)
Web:
10.1021/jacs.5b10226
Graphical Abstractお借りしますね。

PMPて
p-methoxyphenylかなと思ってSupporting Information見たら、やっぱりそうでした。電子供与基を含ませて、BIMPの塩基性を強化してる。
BIMPのsuperbaseなサイトは、BIMP自身の水素をプロトンとして引き抜いたりはせんのんかなと思ったりしたのだが…。
ちなみにBIMP自体は系中でアジドとホスフィンから作ってる。安定性を考えると、BIMPとしてストックしとくよりも、系中で作った方がいいのかもね。
読みたい論文に追加です。
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