Viewed: 05:13:45 in July 1, 2025
Posted: April 11, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
芳香環上での求核置換反応は起こりにくいと思われがちだけどね。
[
Org. Lett. 2016,
18 (7), 1530−1533]
Regioselective, Transition Metal-Free C-O Coupling Reactions Involving Aryne Intermediates (Dong, Yuyang; Lipschutz, Michael I.; Tilley, T. Don)
Web:
10.1021/acs.orglett.6b00183
Graphical Abstractお借りしますね。
芳香環上のXをORに置き換える反応。論文タイトルに”regioselective”なるものが含まれてるので、ん?と思ったのですが、要旨を見てなるほどと。ベンザイン経由の機構というわけですか。
ふつうの芳香族求核置換反応でよくないですか?ベンザイン経由じゃないとダメなんですかね。
そのあたりのことを知りたいので、読みたい論文に追加です。
あわせてどうぞ
アーカイブ化したWordPress記事よく読まれている記事をアーカイブ化しました。
[読みたい論文] これ触媒いるのかなぁ塩基だけでいけるんじゃないかと思ったのですが
[読みたい論文] きんぱら触媒でラクトンいなかっぺなんちゃらみたいだね>きんぱら
[読みたい論文] くどいっくどいGraphical Abstract