[読みたい論文] C−H結合活性化を経るきれいな重合
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Posted: May 25, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
いいですね。
[
J. Am. Chem. Soc. 2016,
138 (19), 6147−6150]
C-H Polyaddition of Dimethoxyarenes to Unconjugated Dienes by Rare Earth Catalysts (Shi, Xiaochao; Nishiura, Masayoshi; Hou, Zhaomin)
Web:
10.1021/jacs.6b03859
Graphical Abstractお借りしますね。
侯さん@理研。論文たくさん。
触媒に希土類錯体を使った、C-H結合活性化を経る重合。きれいな交互重合なのがいいですね。
アレーンとして1,4-ジメトキシベンゼンを使ってますが、ここのメチル基を長いアルキル基に替えるとかしたら、何かしらの材料になるんじゃないかなぁと。
関連の研究がどんどん増えていくような気がします。
そんなわけで、読みたい論文に追加です。
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