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[Nanoniele] EWG: electron-withdrawing group

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Posted: July 1, 2015
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。

この記事を書いた人

「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。 専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。

 

 

EWG: electron-withdrawing group (= 電子求引性基)

「性」って入ってたっけなWikipediaさん?

Nanonieleでの分析は、EWG関連の研究は、有機化学の分野で活発に行われています。次いで物理化学と配位化学。

主に有機化合物に関連する言葉ですので、有機化学のスコアが最も高いのは納得。物理化学的観点から有機化合物へのEWGが与える影響を調べる、というのもあるんだと思います。

EWGに関連するキーワードとしては、EDG (electron-donating group)、L (ligand)、Ar (aryl)、Cat (catalyzed)等。

Arがエントリーしているのは、芳香環に結合するEWGが反応速度や物性にどう影響するのかを調べる研究が多いということでしょうか。

EWGをキーワードに使う論文を最もたくさん出した研究者はJeon, Heung Baeです。

分析の詳細や関連の最新論文のリストなどはこちらです。

 

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