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Posted: May 9, 2016
WordPressの記事をアーカイブ化したものです。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
還元剤使わずに二酸化炭素の固定化ができれば最高なんだけどね。
研究例が爆発的に増えるのはまだ先のことかなぁ。
[
J. Am. Chem. Soc. 2016,
138 (17), 5547−5550]
Carboxyzincation Employing Carbon Dioxide and Zinc Powder: Cobalt-Catalyzed Multicomponent Coupling Reactions with Alkynes (Nogi, Keisuke; Fujihara, Tetsuaki; Terao, Jun; Tsuji, Yasushi)
Web:
10.1021/jacs.6b02961
Graphical Abstractお借りしますね。
辻先生@京都大学。
亜鉛を還元剤に、コバルトを触媒にアルキンのカルボキシルか。カルボキシル源は二酸化炭素。
さらに求電子剤とのカップリング。さらにさらにマイケル受容体もと盛りだくさん。
知りたいのは反応するアルキンの位置選択性とコバルト触媒の役割。
そのあたりのことはたぶん読めばわかると思うので、読みたい論文に追加です。
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