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カルベン錯体なのかアルキリデン錯体なのか、ようわからんね。
[Organometallics 2015, 34 (19), 4684−4692]
C−H Activation Reactions of a Nucleophilic Palladium Carbene (Comanescu, Cezar C.; Iluc, Vlad M.)
Web: 10.1021/acs.organomet.5b00414
Graphical Abstractお借りしますね。
C-H結合活性化?酸塩基反応とは違うのかな、反応のpKa依存性あるみたいだし。pKa = 32のPh2CH2は反応しないんだよね。例示されて る化合物のpKa、25未満(例外ひとつあるかも)だったような。
そもそもこのPdカルベン錯体のPdの価数は0なのか2なのか、どっちなんだろう。示してあるように2価でいいんだと思うが、だったらカル ベンて言ってるのどう辻褄合わせるんかなぁと。アルキリデン錯体とした方がいいんじゃないかなぁ。私が間違ってるのかもしれんけど ね、歴史的なものもあるんかも。
読まないとわからない、なので読みたい論文に追加です。