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Keywords: Cr; Nozaki−Himaya−Kishi reaction; Knochel, Paul; 有機化学; ブログ
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2価クロムといえばNozaki−Himaya−Kishi反応を思い出しますがそれはさておき、他の遷移金属触媒下の炭素−炭素結合反応が多数報告されている中、この反応にどのようなメリットがあるのか(というか著者らがどう考えているのか)を知りたいので、読みたい論文に追加しました。選択性がどうとか配位子がどうとか以上ものがあるのか、ですね。
ところで酢酸ビニル化合物と反応させる場合なのですが、エステルですからカルボニル炭素と有機マグネシウムの教科書的な反応がどう抑えられているのかは、個人的には確認しておきたいところです。それと酢酸ビニル化合物は、確かケトンと無水酢酸から合成できるはずで、だったらケトンと有機マグネシウムを反応させてから脱水すればいいじゃんかと、これに対する答みたいものが論文に書かれているのか、ですね。
そもそもこれが何故J. Am. Chem. Soc.なのか、論文の内容に相応のインパクトがあるはずなので。立体選択性云々とかだけではなさそうな。合成例は多そうですね。
あと1価クロムとかどうやって確認するんだろう…。
脚ピンチャシロさん。
計算終わりました
Just finished the calculations: tetrahydropyranyl methacrylate (THPMA) https://t.co/cM9XhvXlU9 pic.twitter.com/uUNsfBuj1C
— nanoniele (@nanoniele) November 19, 2019
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