Viewed: 13:00:25 in July 3, 2025
![]() |
Keywords: Mg; Mn; Li; Fe; THF; MTBE; Zn; Knochel, Paul
![]() |
Graphical Abstract、マンガン(Mn)とマグネシウム(Mg)の違いに要注意です。塩化鉄(II)触媒下、ベンジルハライド化合物とマグネシム金属とMnCl2·2LiClから調製したベンジルマンガン化合物とヨウ化アルケニル化合物との交差カップリングにより炭素−炭素結合を形成する反応に関する論文、のようです。ヨウ化アルケニル化合物の幾何異性が維持された化合物が生成するのも、この論文の売りの一つ。有機亜鉛化合物とマンガン化合物の比較を行なっているのがKnochel教授らしいと言えばらしいですね。ちなみにMnCl2·2LiClはTHF溶液として取り扱っている模様。
Supporting Information記載の実験操作を見ておや?と思ったのが、塩化ベンジル化合物とマグネシウム金属、MnCl2·2LiClを反応させる温度が−5℃であること。塩化ベンジル化合物とマグネシウム金属の反応て−5℃で起こるものなのかな、と。ベンジルマンガン化合物ができる経路がとても気になります。マグネシウム金属が還元剤として機能することは明らかなのですが、直接還元しているのは塩化ベンジル化合物なのか、それともMnCl2·2LiClなのか。とても気になるので、読みたい論文に追加しました。
ベンジルマンガン化合物と塩化鉄(II)からなるアート錯体のでろんでろんな1H NMRスペクトルは一見の価値あり。δ (ppm) が31, −50, −70とかすごすぎます。残留しているベンジルマンガン化合物のが20と−30というのもですが。
E/Z比1:99とかどうやって決めたんだろ。あとヨウ化物合成はトリフェニルホスフィンを使うやつかな。
計算終わりました
Just finished the calculations: L-glutamic acid diethyl ester (GADE) https://t.co/nmv0YKzVW9 pic.twitter.com/cYdzgzW244
— nanoniele (@nanoniele) November 6, 2019
注目のWebコンテンツ
インクジェット技術を
(村井君のブログ)
http://murai-kun.cocolog-nifty...
トクヤマ、歯科充填材を欧州で展開 ヘルスケア事業強化
(日刊工業新聞)
https://www.nikkan.co.jp/artic...
文部科学省「令和元年度国立大学改革強化推進補助金」に本学の経営改革構想が採択されました
(大阪大学)
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/n...このたび、文部科学省が実施する「令和元年度国立大学改革強化推進補助金(国立大学経営改革促進事業)」の支援対象に、本学の経営改革構想である『大阪大学の強みを活かした「知」と「人材」と「資金」の好循環システムの基盤構築』が採択されました。…
冠動脈全長にわたる機能異常の存在:狭心症の新たな病態を解明 冠攣縮性狭心症と微小冠動脈障害が合併すると長期治療経過が悪化
(東北大学)
https://www.tohoku.ac.jp/japan...冠動脈機能異常の原因として冠動脈過収縮反応と冠動脈拡張障害注4の2つがあり、冠動脈造影検査で明らかな狭窄や閉塞が見られない患者において、突然死や急性心筋梗塞などの発生に強く関連することが報告されています。東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明(しもかわひろあき)教授、高橋潤(たかはしじゅん)講師、須田 彬(すだ あきら)医師らの研究グループは、心臓表面を走る太い冠動脈の過収縮反応である冠攣縮性狭心症と冠微小血管の拡張障害の指標である微小血管抵抗指数注5の上昇の合併は長期予後の悪化と関連すること、また、冠攣縮性狭心症と微小血管抵抗指数上昇に共通した原因として共通する因子(Rhoキナーゼ注6の活性化)が大きく関与していることを明らかにしました。本研究は、診断方法や治療後の予測因子が未だ確立されていない冠動脈機能異常を太い冠動脈と微小冠動脈の両方で初めて明らかにした重要な報告であり、長期予後が悪化する患者の判別や新たな治療方法への応用などへとつながることが期待されます。…
関節リウマチ患者の軟骨損傷の度合いを関節超音波を用いて評価 ~関節超音波検査が関節リウマチにおける関節病変の包括的評価に有用であることを実証~
(東邦大学)
https://www.toho-u.ac.jp/press...東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野の小倉剛久講師と亀田秀人教授らの研究グループは、関節リウマチ患者と健常対照者の軟骨損傷の度合いを関節超音波を用いて評価し、簡便な半定量的スコアでも関節リウマチ患者では健常対照者に比較して軟骨損傷が進んでおり、罹病期間とともに進行することを見出しました。…
腸内細菌の代謝嗜好性を標的にした次世代栄養療法実現の可能性-食事由来アミノ酸制御で炎症腸管での潜在的病原細菌の増殖を抑制-
(慶應義塾大学)
https://www.keio.ac.jp/ja/pres...ミシガン大学医学部(米国ミシガン州)消化器内科の鎌田信彦博士、北本祥博士、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の福田真嗣特任教授、およびクレルモン・オーヴェルニュ大学(フランスオーヴェルニュ州)のニコラ・バーニッシュ教授らを中心とする国際共同研究グループは、食事由来のアミノ酸の制御が、炎症腸管における潜在的病原細菌の増殖を抑制するのに重要であることを明らかにしました。本研究成果の詳細は、国際科学誌「NatureMicrobiology」のオンライン版に2019年11月4日(米国東部時間)に掲載されました。…
金属タンパク質の活性発現に必要な一酸化炭素を生合成する仕組み
(分子科学研究所)
https://www.ims.ac.jp/news/201...自然科学研究機構生命創成探究センター(ExCELLS)/分子科学研究所の村木則文助教、青野重利教授、伊藤暁助教、奥村久士准教授、石井健太郎研究員、大阪大学大学院工学研究科の内山進教授らの研究グループは、金属酵素(ヒドロゲナーゼ)が活性を発現するための構造ユニットの組み上げに必須となる一酸化炭素が、生体内でどのようにして合成されているのかを明らかにしました。…
ヴァン・アレン帯の電子が加速される場所の特定に成功 ~ 日米の2機の人工衛星と地上観測による国際協調観測 ~
(名古屋大学)
http://www.nagoya-u.ac.jp/abou...九州工業大学の寺本万里子助教(2019年3月まで名古屋大学宇宙地球環境研究所特任助教)、名古屋大学の三好由純教授、金沢大学の笠原禎也教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の松岡彩子准教授、東尾奈々主任研究開発員および日本、米国、ロシアの研究者からなる共同研究グループは、JAXAが開発した「あらせ」衛星とアメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した「VanAllenProbes」衛星によって、宇宙空間の異なる場所で高エネルギー電子と磁場の同時観測を実現し、ヴァン・アレン帯の高エネルギー電子がエネルギーを獲得する場所の特定に初めて成功しました。地球周辺の宇宙空間においてヴァン・アレン帯の高エネルギー電子は、人工衛星等の故障などを引き起こす存在として知られています。本研究の成果は、ヴァン・アレン帯の電子の生成の変化に関する予測精度を向上させ、宇宙空間の安全な利用にも貢献することが期待されています。…
発生期の脳に地球と同じ「ちから・流れ」の原理を発見
(名古屋大学)
https://www.med.nagoya-u.ac.jp...名古屋大学大学院医学系研究科細胞生物学の宮田卓樹教授、齋藤加奈子特任助教らの研究グループは、マウスの大脳が「正しい広さ」をもって形成される仕組みを研究するために、胎生期の細胞の様子を観察しました。その結果、扇状地や三角州など、川の流れが「土地の広がり」をもたらす仕組みにそっくりな「細胞集団の横流れ」を発見しました。この「横流れ」は、それ自身が「大脳の敷地広げ」に直接貢献するだけではなく、もう一つ間接的な役割をもつことも分かりました。「細胞横流れ」は、まるで「風が立ち木を曲げる」ように、ケーブルカーのケーブルに似た「大脳細胞の移動をガイドするファイバー達」をぐにゃりと曲げます。この作用によって、ガイドファイバー達が「末広がり」になります。すると、大脳の細胞たちは、ふるさと(出発地)から目的地に近づくにつれて「広々と配置」されることになります。これも「最初の横流れ」のおかげです。こうして確保される「大脳皮質の広がり」は生後の機能、すなわち、運動、知覚など異なる多くの機能を「広い面積を使って果たす」ということに役立っています。…
シリコンナノ粒子のみで高出力な全固体電池用負極電極体を実現 ~従来は課題とされて来た体積変化を利用し、膜電極に迫る高い出力特性を実現~
(物質・材料研究機構)
https://www.nims.go.jp/news/pr...NIMSは、市販のシリコンナノ粒子を用い、スプレー塗工法で作製したシリコンナノ粒子電極体が、全固体電池中で高い出力特性及びサイクル特性を示すことを見出しました。高価で大面積化の困難な気相法で作製するシリコン蒸着膜ではなく、安価で大面積化が比較的容易なスプレー塗工法で作製したシリコンナノ粒子電極体で高い電極特性が確認されたことは画期的で、安全で高い信頼性を有する全固体リチウム二次電池の高容量化への貢献が期待されます。…
「第7回科学の甲子園ジュニア全国大会」出場チームが決定 ~全国から28,000人を超える中学生がエントリー、科学の力を競う~ 21の企業・団体が科学好きな生徒を育てる機会を支援
(JST)
https://www.jst.go.jp/pr/info/...JST(理事長 濵口道成)は、全国の中学生がチーム対抗で科学的思考力や技能を競う「第7回科学の甲子園ジュニア全国大会」を令和元年12月6日(金)から12月8日(日)まで、茨城県つくば市のつくば国際会議場などで開催します。このたび、出場する全都道府県の代表チームが決定しました。…