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Keywords: silafluorene; Friedel−Crafts reaction; tris(pentafluorophenyl)borane; 2,6-lutidine; Kuninobu, Yoichiro
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Supporting informationに書かれている実験操作の中で気になったのが、2,6-ルチジンの添加。この反応、形式的には水素分子が発生するもののはずなのに、まるで酸をトラップするかのようなこの添加物ですが、どのような効果を狙って使われているのかが気になります。他の添加剤を検討した形跡が見当たりませんが、本文中では文献の引用などがなされているのかもしれませんので、この辺りのことを知りたく、読みたい論文に追加しました。
この反応、ビフェニル化合物については置換基そのものがヒドロシランと反応しない限り特に制限はなさそうに見えますが、「アミノ基」は必須なのかなという気がします。アミノ基を「脱離基」にするというのは可能なようで、実際にそのデモンストレーションも論文中にあります。ヒドロシランについては単純なジヒドロシランであれば反応上問題はなさそう。アルコキシシランだとどうなるか、ですね。
きょうのどうぶつ
修羅場をかいくぐって生き延びたように見えるトノサマバッタ。
計算終わりました
Just finished the calculations: 2,6-bis(1,2,3-triazol-4-yl)pyridine (BTP) https://t.co/phXzodt5CT pic.twitter.com/aE8UzThJPC
— nanoniele (@nanoniele) October 31, 2019
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強相関一次元物質における励起子分子の発見 〜離れた電子間のクーロン相互作用の重要性が明らかに〜
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未来社会創造事業(探索加速型・大規模プロジェクト型) 令和元年度新規研究開発課題の決定について
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/re...本庄三恵生態学研究センター研究員、工藤洋同教授らのグループは、植物体内のウイルス量変化や感染植物の遺伝子の応答を調べることによって、野生植物とそれに感染するウイルスとの関係が季節の中でどのように変化しているのかについて明らかにしました…