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Keywords: Ni; TMP; dme; TBAOTf; TEMPO; Newhouse, Timothy R.
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確か今年似たような反応が報告されていたよなと、過去の記事を探したら、ありました。
[読みたい論文] 脱水素を経るカルボニルα炭素−アルケニル炭素結合形成反応
どうやら記事で紹介した論文の続報のようで、その論文との違いは、ハロゲン化アリールなどのほかの分子とのカップリングである模様。Zn(TMP)2など、使用している試薬にも共通するものがあります。5員環と6員環の形成がほとんど。ケトンは環状である必要はないですが、収率は高くなさそう。
この反応、本文を読まないと詳細な機構はわかりませんが、Supporting Informationを見て行くと、TEMPOを使った反応例があり、Ni触媒がなくても類似の反応が進んでいるようです。ラジカル的な機構ということになるのでしょうが、だとするとNi金属の役割は?ということになります。確かにNi触媒下での反応にはラジカル的な機構で進むものはありますが、エノラート型のケトンにラジカルが簡単に付加するものかなと(お前が言うかと突っ込みが入りそうですが)。
そんなわけで反応機構を知りたく、読みたい論文に追加です。ホスフィンとハロゲン化アリールが反応してホスホニウム塩になってこいつがラジカル発生源になってるとか、ないですよね。実験量は膨大というほどではないですが、前報と同様、基質の複雑さが印象的でした。
きょうのどうぶつ
スズメがやってくる季節になりました。
計算終わりました
Just finished the calculations: 3-(diethoxyphosphoryloxy)-1,2,3-benzotriazin-4(3H)-one (DEPBT) https://t.co/ugNRXaOF7u pic.twitter.com/oRZMidWMop
— nanoniele (@nanoniele) October 20, 2019
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スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 〜スピントロニクスの常識を覆す〜
(JST)
https://www.jst.go.jp/pr/annou...東北大学金属材料研究所の大柳洸一氏(大学院博士課程)と東北大学材料科学高等研究所の高橋三郎研究員、東北大学金属材料研究所のGerritE.W.Bauer(ゲリット・バウアー)教授、東京大学大学院工学系研究科の齊藤英治教授(東北大学材料科学高等研究所・金属材料研究所兼任)らは、スピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になり得ることを実証しました…
高温で動作する酸化ガリウムダイオードを開発 〜耐環境性に優れたパワーデバイス・IoT用センサー実現へ〜
(JST)
https://www.jst.go.jp/pr/annou...東北大学金属材料研究所の原田尚之助教、伊藤俊技術職員、塚?ア敦教授らの研究グループは、パラジウムとコバルトからなる金属酸化物(PdCoO2)と酸化ガリウム(Ga2O3)を原子レベルで接合し、350℃の高温で7桁以上のオン/オフ比を示す、高温動作可能な整流素子(ダイオード)を開発しました…
フラストレート量子磁性体におけるハイブリッド励起を発見 譲り合う励起状態たち
(東京工業大学)
https://www.titech.ac.jp/news/...東京大学物性研究所の益田隆嗣准教授らのグループは、静岡大学、東京工業大学理学院物理学系の栗田伸之助教、田中秀数教授、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、OakRidgeNationalLaboratory(ORNL)と共同で、フラストレート量子磁性体CsFeCl3の量子臨界点[用語2]近傍で、位相揺らぎと振幅揺らぎの混成によるハイブリッド励起を観測し、その起源を解明しました…
高温で動作する酸化ガリウムダイオードを開発 耐環境性に優れたパワーデバイス・IoT用センサー実現へ
(東北大学)
https://www.tohoku.ac.jp/japan...東北大学金属材料研究所の原田尚之助教、伊藤俊技術職員、塚?ア敦教授らの研究グループは、パラジウムとコバルトからなる金属酸化物(PdCoO2)と酸化ガリウム(Ga2O3;を原子レベルで接合し、350℃の高温で7桁以上のオン/オフ比(を示す、高温動作可能な整流素子(ダイオード)を開発しました…
スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 スピントロニクスの常識を覆す
(東北大学)
https://www.tohoku.ac.jp/japan...東北大学金属材料研究所の大柳洸一氏(大学院博士課程)と東北大学材料科学高等研究所の高橋三郎研究員、東北大学金属材料研究所のGerritE.W.Bauer(ゲリットバウアー)教授、東京大学大学院工学系研究科の齊藤英治教授(東北大学材料科学高等研究所・金属材料研究所兼任)らは、スピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になりうることを実証しました…
環境省ナノセルロース車プロジェクト コンセプトカー完成
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https://www.chemicaldaily.co.j...
化学各社、欧車市場を深耕 PP混練の新工場フル生産など
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https://www.nikkan.co.jp/artic...
原子力機構、窒化物燃料の物性DB公開 炉内での振る舞い予測
(日刊工業新聞)
https://www.nikkan.co.jp/artic...
Mukaiyama Award
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https://www.ssocj.jp/wp-conten...
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(有機合成化学協会)
https://www.ssocj.jp/wp-conten...
東北大学とNEC、量子アニーリングマシンを活用した SI実務の高度化に向けて共同研究を開始
(東北大学)
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電流‐スピン流変換の正確な評価法を確立 −次世代不揮発性メモリー素子(MRAM)の設計指針を提供−
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放射性廃棄物を減らす核変換技術の実用化に道筋 −核変換用燃料のふるまい予測に必要な物性データベースを公開−
(日本原子力研究開発機構)
https://www.jaea.go.jp/02/pres...国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長児玉敏雄、以下「原子力機構」という)原子力基礎工学研究センター燃料高温科学研究グループの柴田裕樹副主任研究員及び高野公秀グループリーダーらは、長寿命放射性核種を短寿命または安定核種に変換する加速器駆動核変換システム(ADS)1)に使われる燃料のふるまい2)を解析するための窒化物燃料物性データベースを整備し、公開しました…
スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 スピントロニクスの常識を覆す:物理工学専攻
(東京大学)
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/fo...東北大学金属材料研究所の大柳洸一氏(大学院博士課程)と東北大学材料科学高等研究所の高橋三郎研究員、東北大学金属材料研究所のGerritE.W.Bauer(ゲリットバウアー)教授、東京大学大学院工学系研究科の齊藤英治教授(東北大学材料科学高等研究所・金属材料研究所兼任)らは、スピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になりうることを実証しました…
フラストレート量子磁性体におけるハイブリッド励起を発見 -譲り合う励起状態たち-
(東京大学)
https://www.issp.u-tokyo.ac.jp...東京大学物性研究所の益田隆嗣准教授らのグループは、静岡大学、東京工業大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、OakRidgeNationalLaboratory(ORNL)と共同で、フラストレート量子磁性体CsFeCl3の量子臨界点(近傍で、位相揺らぎと振幅揺らぎの混成によるハイブリッド励起を観測し、その起源を解明しました…
イネの収量に関わる遺伝子の同定 ~ 機械学習を用いた遺伝子同定手法の開発 ~
(名古屋大学)
http://www.nagoya-u.ac.jp/abou...理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター遺伝統計学チームの矢野憲司特別研究員、田宮元チームリーダー、龍谷大学の吉田晋弥客員研究員、名古屋大学の松岡信教授らの共同研究グループは、機械学習と従来の遺伝子同定法を組み合わせた手法により、イネの収量に関わる遺伝子を同定しました…
免疫細胞が異物を取り込む装置形成の仕組みを初めて解明 タンパク質が平面状に集まりカップを形成 ~免疫反応の抑制など医療応用に期待~
(九州大学)
http://www.kyushu-u.ac.jp/f/37...奈良先端科学技術大学院大学(学長:横矢直和)先端科学技術研究科バイオサイエンス領域の末次…
Ablファミリーチロシンキナーゼが抗体の血管外輸送を制御することを解明 −生体内での抗体輸送メカニズム−
(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/re...椛島健治医学研究科教授、江川形平同助教、小野さち子医学研究科・日本学術振興会特別研究員らの研究グループは、炎症のない状態の血管から皮膚への抗体移行のメカニズムはカベオラによる小胞輸送を利用し、チロシンキナーゼのひとつであるAblファミリーチロシンキナーゼにより制御されること、Ablファミリーチロシンキナーゼ阻害薬は皮膚への抗体移行を阻害し疾患モデルマウスの症状を抑制しうることを見出しました…
2種類のゼオライトナノ粒子の製造技術を確立 〜透明吸湿性包材の実現や温感化粧品などへの応用が可能に〜 : 化学システム工学専攻
(東京大学)
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe...ST(理事長?M口道成)は、研究成果最適展開支援プログラム(A−STEP)企業主導フェーズNexTEP−Aタイプの開発課題「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」の開発結果を成功と認定しました…
心臓内での軟骨形成をおさえる仕組みを解明 −プロテアーゼが細胞の軟骨分化を防ぐ−
(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/re...荒井宏行ウイルス・再生医科学研究所研究員、瀬原淳子名誉教授(ウイルス・再生医科学研究所連携教授)は、iPS細胞研究所、理化学研究所、広島大学、岐阜大学、英国・Newcastle大学と共同で、心臓の中に軟骨ができないようにする仕組みが備わっていることを発見しました…
大規模・汎用量子計算を実行できる量子もつれの生成に成功 ―新しいアプローチで量子コンピューター実現に突破口― :物理工学専攻
(東京大学)
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe...量子コンピューターは幅広い分野での応用が期待され、実現に向けて世界各国で開発が進められています…
異常ホール効果による磁化スイッチングに成功 スピントロニクス素子の従来技術とは一線を画す情報書込方法に道すじ
(東北大学)
https://www.tohoku.ac.jp/japan...スピンの流れ(スピン流)を積極的に利用し、磁石の方向で情報を記憶するスピントロニクス素子は、半導体エレクトロニクスだけでは難しい機能性(例えば低消費電力化など)を実現できる次世代デバイスとして期待を集めています…
重希土類フリーの高耐熱希土類磁石粉末の合成法を開発 −自動車駆動用モーター向け磁石の開発を推進−
(産業技術総合研究所)
https://www.aist.go.jp/aist_j/...国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長中鉢良治】(以下「産総研」という)磁性粉末冶金研究センター【研究センター長尾崎公洋】岡田周祐主任研究員、高木健太研究チーム長らはTDK株式会社【代表取締役社長石黒成直】と共同で、重希土類元素を使わないで、室温での保磁力が30kOeを超えるサマリウム-鉄-窒素(Sm2Fe17N3)系磁石粉末を作製できる技術を開発した…
手の運動機能を持たない脳領域に人工神経接続システムを使って新たに運動機能を付与することに成功
(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/re...西村幸男医学研究科准教授(現・東京都医学総合研究所プロジェクトリーダー)、加藤健治国立長寿医療研究センター室長らの研究グループは、手の運動機能を持たない脳領域に「人工神経接続システム」を使って、新たに運動機能を付与することに成功しました…