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Keywords: KOtBu; EPR; DMF; Dash, Jyotirmayee
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アミドの窒素原子上に有機基を持たないもの(primary)や2つ有機基を持つもの(tertiary)が、1置換アミン(primary)と交換反応を起こすということらしいのですが、アミドやアミンの窒素原子上に有機基を1つ持つもの(secondary)の場合はどうなんだろうと、Supporting Informationを読みましたが、それらしい記述はなし、でした。
で、このアミド交換、反応スキーム自体は単純ですが、KOtBuが絡んでいるのがどうにもこうにも「怪しい」と、Supporting Informationを読み進んでいくと、ありました、EPRスペクトル。ラジカル的なメカニズムで反応が進行していることを示唆するデータなわけですが、著者らが本文中でどのような反応機構を提唱しているのか気になるので、読みたい論文に追加です。
なお合成上の有用性ですが、KOtBuをアミンに対して1.5倍mol量使っているのはいいとして、アミドを10倍倍mol量使うのはどんなんかと思いました。N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)でアミンをホルミル化するのは使えることもあるかも。あとアロイルアミド(R1が芳香環)の例も欲しかった。
KOtBu、Nanonieleの分析では、有機化学の分野で活発に取り扱われているようです。
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1989年はこんな年
きょうのどうぶつ
後ろ足プルプル。
計算終わりました
Just finished the calculations: 4-methylideneimidazol-5-one (MIO) https://t.co/miPoTuYCMx pic.twitter.com/53gESWWIzY
— nanoniele (@nanoniele) September 19, 2019
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http://www.riken.jp/pr/press/2...早稲田大学高等研究所の中惇(なかまこと)講師は、北海道大学、明治大学、東北大学金属材料研究所、東京大学、理化学研究所と共同で、これまでプラチナ(Pt)などの希少な重金属を用いて生成されてきたスピン流を、水素や炭素、酸素などのありふれた元素からなる有機化合物を用いて高い効率で生み出す新しい機構を理論的に発見しました…