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Keywords: La; Li; Bu; C−H bond activation; σ-bond metathesis; EXAFS; Knochel, Paul
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論文の内容はGraphical Abstractを見とけば十分なくらいにシンプルで、nBu2LaCl·4LiClと2-ハロビフェニルとの間でランタン−ハロゲン交換とランタン−水素交換が起こって炭素−ランタン結合が2つできますよというもの。イントロダクションのしょっぱなは、Prof. Knochel, Paulの論文らしくない、30年以上前からよく見られるランタノイドを有機反応に使う研究者にありがちなものです。懐かしいぞ。
で、得られたランタン種ですが、様々な求電子剤と反応させており、主にフルオレンのお仲間の合成例をたくさん示しているようです。ランタン種じゃなくてもいいような気もしますが、官能基耐性などで他の反応剤と比較して有利な点でもあるのかもしれませんし、ないのかもしれません。
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個人的には、ジクロロシランではなくジヒドロシランで反応させて欲しかった。
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寄ってきた水やりホースをかじるサバトラ。
計算終わりました
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— nanoniele (@nanoniele) October 24, 2019
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