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AIGというと、一般的にはアメリカン・インターナショナル・グループ。
[J. Mater. Chem. C 2017, 5 (24), 6054−6060]
Sky-blue aggregation-induced emission molecules for non-doped organic light-emitting diodes (Lo, Dain; Chang, Chih-Hao; Krucaite, Gintare; Volyniuk, Dmytro; Grazulevicius, Juozas V.; Grigalevicius, Saulius)
Web:
Graphical Abstractお借りしますね。
AIGではなくてAIE (aggregation-induced emission)に関する論文のようです。
テトラフェニルエチレン骨格を含む分子、低濃度である場合には発光が弱いのですが、高い濃度では分子が凝集し、発光が強くなることが知られています。
んで、テトラフェニルエチレン骨格のフェニル基をカルバゾール骨格に変えてやるとどうなるか。それと、変えたその化合物を組み込んだ有機発光ダイオード(OLED)デバイスの性能について、いろいろ調べているようです。
ところで、このAIE、発光色がいつもこんな感じなような気がするのですが、私の記憶違いでしょうか。テトラフェニルエチレン骨格由来のものだからというのもあるかもしれませんが、例外があるのか、気になるところです。
そんなわけで読みたい論文に追加です。