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Posted: July 3, 2017
WordPressの記事をアーカイブ化しました。
「牧岡ふうふ堂」オーナー。博士(工学)。
酒都圏在住。
某地方の国立系工業大学でアシスタントをしていました。
専門は有機反応・金属錯体(主に希土類)・π共役系。
twitterアカウントは@makiokafufudo(お仕事用)、@ymakioka(個人用)です。
将来はこうなるかなと、20年前に思ってました。
[
Acc. Chem. Res. 2017,
50 (6), 1281−1292]
Atomic-Resolution Transmission Electron Microscopic Movies for Study of Organic Molecules, Assemblies, and Reactions: The First 10 Years of Development (Nakamura, Eiichi)
Web:
10.1021/acs.accounts.7b00076
Graphical Abstractお借りしますね。
中村栄一先生。
分子そものものを透過型電子顕微鏡でリアルタイムに観察する話。
これ、化学反応などそのものを観察できるというだけではなく、化学反応の評価が従来のものと異なることを暗示してるんですよね。
フラスコ実験では、生成物は収率、選択性などで反応を評価していましたが、分子そのものの化学反応を観察するとなると、確率で評価することになるんじゃないかと。
未来を見てみたいので、読みたい論文に追加です。総説ね。
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