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寒い朝に撮影したもの #5831 |
読みたい論文シリーズ− 2025年1Q読みたいけと読んでいない論文を、構造式を描きながら紹介します。読んでないので時々間違えます(2025年1〜3月)。
2025年2Qの記事一覧記事のリストです(2025年4〜6月)。
2024年4Qの記事一覧記事のリストです(2024年10〜12月)。
2024年3Qの記事一覧記事のリストです(2024年7〜9月)。
2024年2Qの記事一覧記事のリストです(2024年4〜6月)。
2024年1Qの記事一覧記事のリストです(2024年1〜3月)。
- ホモエノラートといいホモアリルカチオンといい。 -
(June 25, 2025)
読みたい論文シリーズ− 2025年2Q読みたいけと読んでいない論文を、構造式を描きながら紹介します。読んでないので時々間違えます(2025年4〜6月)。
Keywords: SN1 Reaction; nonclassical cyclopropyl carbinyl; Lewis acid; Brønsted acid; nucleophile; dr; Marek, Ilan
Formally Stereoretentive S
N1 Reactions of Homoallylic Tertiary Alcohols Via Nonclassical Carbocation (Patel, Kaushalendra; Wilczek, Leonie; Calogero, Francesco; Marek, Ilan)
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (23), 19478–19484.
URL (Doi):
10.1021/jacs.5c05680
炭素陽イオンの化学に関する論文のようです。
ルイス酸又はBrønsted存在下でのホモアリルアルコールと求核剤の反応。求核置換は有機化学の教科書に必ず乗っている反応の様式で、S
N2型は立体反転、S
N1型は「ラセミ化」とされますが、この論文の反応は立体保持で進むというもの。
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March 27, 2025
[読みたい論文] イリジウム-光学活性配位子触媒とアリルアルコールでシリルエノラートをアリル化しますエナンチオ選択的に。
Org. Lett. 2025,
27 (10), 2389–2394.
March 26, 2025
[読みたい論文] 配位子の電子供与能が金触媒の活性を上げるクロスカップリングに。
Org. Lett. 2025,
27 (10), 2364–2370.
March 25, 2025
[読みたい論文] フェニレンビニレンポリマーのビニレンの炭素原子がホウ素原子と窒素原子に置き換わったやつガラッと変わる発光特性。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (11), e202416088.
March 24, 2025
[読みたい論文] 片方が活性化、もう片方が不斉場制御を担当する有機イオンペア触媒で不斉Diels–Alder反応Big Cat。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (10), 8107–8112.
March 21, 2025
[読みたい論文] 炭素-水素結合切断よりも炭素-炭素結合切断を選んだパラジウム重なる芳香環。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (11), e202423175.
March 19, 2025
[読みたい論文] エナンチオ選択的な共役付加を高圧で、対エノン版2つの置換基を識別する。
Org. Lett. 2025,
27 (9), 2087–2092.
March 18, 2025
[読みたい論文] アルデヒドのように振舞うケトンぶった切れる炭素-炭素結合。
Org. Lett. 2025,
27 (9), 2075–2080.
March 17, 2025
[読みたい論文] ジエンの片方の酸化経由で環状ペルオキシドを作ります玉尾酸化とは違うかも。
Org. Lett. 2025,
27 (9), 2037–2041.
March 14, 2025
[読みたい論文] 水素と水でニトリルをアルコールに水素「ライバルは水だ。」
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (10), e202414689.
March 13, 2025
[読みたい論文] ニトロアレーンと光でアルケンからアルデヒドを作りますビラジカルでガシッとアルケンを掴む。
Org. Lett. 2025,
27 (8), 2011–2015.
March 12, 2025
[読みたい論文] アリルアルコールの2つのアルケン炭素に炭素有機基をくっつけますドミノ式結合形成。
Org. Lett. 2025,
27 (8), 1984–1988.
March 11, 2025
[読みたい論文] C–H官能基化で官能機を入れるだけなのかと思ったけどちょっと違うかもしれないどうにも止まらないことはない。
Org. Lett. 2025,
27 (8), 1889–1894.
March 10, 2025
[読みたい論文] カルボン酸アミドをケトンから、ニトリルをアルデヒドから教科書反応の延長。
Eur. J. Org. Chem. 2025,
28 (8), e202401229.
March 7, 2025
[読みたい論文] 3成分連結でお家を建てる5員環はいくつあるか。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (8), 6318–6325.
March 6, 2025
[読みたい論文] エポキシドと二硫化炭素を反応させたら「トリ」チオカーボネートになった酸素はどこで離脱する。
Chem. Commun. 2025,
61 (17), 3488–3491.
March 5, 2025
[読みたい論文] ハツでグアニジンを作る勝手にそう呼んでいるけど合っているかは知らない。
J. Org. Chem. 2025,
90 (7), 2636–2643.
March 4, 2025
[読みたい論文] アルケンにアジド基と求核剤をくっつけます再利用できそうなアジド源。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (8), e202420455.
March 3, 2025
[読みたい論文] アリルアルコールの真ん中の炭素に有機基をくっつけます二重結合、動く。
Org. Lett. 2025,
27 (6), 1517–1523.
February 28, 2025
[読みたい論文] 位置も立体も選択的な内部アルキンのヒドロシリル化その配位子の何がよかったのか。
Org. Lett. 2025,
27 (6), 1412–1416.
February 27, 2025
[読みたい論文] アルケンと反応してジクロロプロパン骨格を作るスルホニウム塩カルベンかカルベノイドか。
Org. Lett. 2025,
27 (6), 1402–1406.
February 26, 2025
[読みたい論文] 教科書反応とは位置選択性が真逆なアルケンの水和を有機光酸化還元触媒でプロトンは食前か食後か。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (6), 4736–4742.
February 25, 2025
[読みたい論文] スルホン酸アミドの生成をアシストするトリフルオロメタンスルホン酸シリル教科書反応の限界を超えろ。
Org. Lett. 2025,
27 (5), 1276–1280.
February 21, 2025
[読みたい論文] 環状のフラン3量体とマレイミドの立体選択的Diels–Alder型反応対称性の高い基質から対称性がまるでない生成物。
Org. Lett. 2025,
27 (5), 1192–1197.
February 20, 2025
[読みたい論文] カルバミン酸の窒素原子のところをアリール化します、ヨードニウム塩で選択的な芳香族求核置換。
Org. Lett. 2025,
27 (5), 1130–1135.
February 19, 2025
[読みたい論文] 鏡像体をラセミ混合物に異性化させたらほぼ片方の鏡像体だけになるそして誰もいなくなった。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (6), e202418873.
February 18, 2025
[読みたい論文] シクロプロパン骨格のあるアミノ酸とアルデヒドから5員環構造を作ります光Cloke-Wilson転位。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (6), e202417025.
February 17, 2025
[読みたい論文] フルオロリン酸塩でベンゼン環の水素原子を重水素原子に置き換えます重水素源は重水。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (6), e202417889.
February 14, 2025
[読みたい論文] フェノチアジンと光でフェナシルラジカルを発生させて不飽和結合に付加させますカチオンではなく。
Chem. Commun. 2025,
61 (12), 2576–2579.
February 13, 2025
[読みたい論文] ビスマスと青色光でピロールとアレーンの炭素-炭素結合形成光励起と電荷移動を駆使する。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (5), e202418367.
February 12, 2025
[読みたい論文] アルカリ土類金属をうまいこと使ってビニルトリフラートから1,2–ジシランを合成します使う順番が鍵。
Org. Lett. 2025,
27 (4), 948–953.
February 11, 2025
最高のゆで卵を32分で作る熱湯と冷水でととのう。
February 10, 2025
[読みたい論文] ビスマス触媒ででアジド還元その水素原子はどこから?。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (5), e202417864.
February 7, 2025
[読みたい論文] ベンゼン環がアシストする求核置換反応異常な位置選択の可能性は?。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (5), e202417089.
February 6, 2025
[読みたい論文] ピリミジン環の2つの窒素原子に挟まれた炭素原子のところにチオ基がくっつきますひっくり返った位置選択性。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
127 (4), 3017–3022.
February 5, 2025
[読みたい論文] 開環メタセシス重合で加水分解可能な高分子を合成します直接か間接か。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (4), e202416124.
February 4, 2025
[読みたい論文] ノルボルナジエンがアセチレン源の環化付加直接か間接か。
Org. Lett. 2025,
27 (3), 728–733.
February 3, 2025
[読みたい論文] 可視光照射下で進行するラジカル的アミノアルキル化どっちが先に発生・付加するか。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (3), 2296–2302.
January 31, 2025
[読みたい論文] テトラヒドロフラン溶媒中でテトラヒドロフラン環を作ります縮合反応でエーテルに。
Org. Lett. 2025,
27 (2), 640–644.
January 30, 2025
[読みたい論文] シラカルボン酸とイソニトリルからアルキルラジカルを発生させますGiese型付加反応への利用。
Org. Lett. 2025,
27 (2), 583–587.
January 29, 2025
[読みたい論文] 炭酸シリルエステルでC–Hカルボキシル化遷移金属触媒不要。
Org. Lett. 2025,
27 (1), 352–356.
January 28, 2025
[読みたい論文] 光照射下でアルケンとホスフィンからイリドが発生塩基要らずのWittig反応。
Org. Lett. 2025,
27 (1), 439–443.
January 27, 2025
[読みたい論文] 鉄触媒でアリールボロン酸エステルを合成しますどっちがくっつく。
Org. Lett. 2025,
27 (1), 197–201.
January 24, 2025
[読みたい論文] 配位子で位置選択性が変わるピロールのC–Hアリール化1ではない。
Org. Lett. 2025,
27 (1), 141–146.
January 23, 2025
[読みたい論文] BODIPY2つで窒素原子を挟んでπ共役を拡張しますpanchromaticとはなんぞや。
Org. Lett. 2025,
27 (1), 68–72.
January 22, 2025
[読みたい論文] OH基の結合している炭素原子にアルキン炭素をくっつけます、位置及び立体選択的にお助け配向基。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (1), 118–124.
January 21, 2025
[読みたい論文] ジアジリンで炭素-炭素結合に炭素原子を挿入しますカルベンと転位。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (1), 57–62.
January 20, 2025
[読みたい論文] α,β–不飽和カルボニル化合物の熱力学的に不利な方の幾何異性体を選択的に合成します共役アルキンとアルキルボランから。
J. Am. Chem. Soc. 2025,
147 (1), 27–32.
January 17, 2025
[読みたい論文] アルコール酸化に使える5価ヨウ素化合物IBXよりもいいぞ。
Chem. Commun. 2025,
61 (4), 756–759.
January 16, 2025
[読みたい論文] ホウ素原子上の置換基次第の位置選択的アルケンのジホウ素化エナンチオ選択性も高い。
Angew. Chem. Int. Ed. 2025,
64 (1), e202413504.
January 15, 2025
[読みたい論文] アリールアゾBODIPYをクロロBODIPYとアリールヒドラジンからアミノ化と脱水素。
Synlett 2025,
36 (02), 137–140.
January 14, 2025
[読みたい論文] ニッケル/キラル配位子触媒がベンジル炭素とアルケニル炭素をエナンチオ選択的に繋ぐラジカルにこだわる理由とは。
ACS Catal. 2025,
15 (1), 392–402.
January 10, 2025
[読みたい論文] 混合原子価ルテニウム触媒でエナンチオ選択的C–Hアミノ化まわる地球は羽根車。
ACS Catal. 2025,
15 (1), 523–528.
January 9, 2025
[読みたい論文] ジヒドロアントラセンの炭素原子2つがアルミニウム原子に置き換わった化合物ジスタニルベンゼンから。
Chem. Sci. 2025,
16 (1), 147–155.
January 8, 2025
[読みたい論文] トリフルオロメチルプロパルギルアルコールをアルキニルケトンと求核剤から合成しますシリカの役割とは。
Org. Biomol. Chem. 2025,
23 (1), 197–201.
January 7, 2025
[読みたい論文] トリフルオロメチルベンゼンをジチオ安息香酸メチルにしますメチル炭素-硫黄結合を切断。
Chem. Commun. 2025,
61 (1), 145–148.
Jaanuary 6, 2025
[読みたい論文] 不飽和ニトリルとヒドロホスホン酸エステルとイミンの3成分連結張り合う電子吸引基。
Chem. Commun. 2025,
61 (2), 334–337.